鉄のお道具屋

十和田の秋祭り

実家のある十和田市へ。移動中になんか見えたぞ、車を停めてずんずん
入っていくと、オジサンたちが張りぼての動物を作っている。溶接してる、
素敵♪♪♪ 聞いたら、十和田の秋祭りに出る山車の動物なんだって。
へ~、こんなのうちの近所で作ってるとは知らなかった。

「あっちにもでかいのがいるよ」と言われ振り向いたら、いたいた、
大きな黒豹が。オジサンたち、かっこいいなあ。

オジサンたちは、無愛想だけど、こちらが話しかけると全然嫌がらずに、
作業風景をみせてくれる。東京に長く住んでて思うけど、東北人は愛想の
無さで損してる。アピールするという習慣がない、というか慣れていない、
というか。1つ聞いたらその3倍くらい説明(アピール?)してくるのが
いわゆるアピール慣れした人々。都会の商売人はこれにあてはまる。
そしてさらに、素人さんも愛想いい。
でも田舎の普通のオジサンたちは、質問されても「はい」「いいえ」
「そうですね」くらいしか、パターンがないのだ。取材は構わないよ、
聞かれたことには答えたし、これでOK。なんだろうな、と思う。
決して怒っているわけではないのだ!!

クラフトフェアまつもと

ものづくりの祭典、クラフトフェアまつもとに行ってきました。長野県入りは初めて。高地で
きっと肌寒いだろうと思いきや、昼ごろ到着したら、暑っ!帽子とサングラスが必要な天気。
会場は松本駅から歩いて15分位の、あがたの森公園というところ。とにかく人の多さに驚き、
お店もとっても多い。場内どこに何の作家さんが出店しているのかもわからず困った。
(場所は当日早い者勝ちらしい)

半分見終わったのか、まだ3分の1なのか見当つかず、予想外に広い公園内を足早に見て回った。

入口から割とすぐの、鉄と木を扱う作家さんの写真立て。アングルという鉄素材を
そのまま使ったシンプルなデザインに心ひかれた。3点のうち、1つがいい感じで
錆びていて風情抜群。買おうとして帰りに立ち寄ったら、錆のだけ無くなってた。

こちらは何と、火を起こして鍛冶実演していた。うら若き乙女が、オレンジ色に
なった鉄をたたいてくるんと曲げてました。大歓声がおこってました。

空きっ腹を抱えて場内を見ながら、食料を探し求めてたどり着いたのが2時ころ。
屋台が10軒位、なぜかアジア食堂ばかり。私はタイのやきそば、友人はベトナムの
フォーにありついた。屋台広場では、こんなアフリカ?のダンスが・・・

最後のほうに竹細工のお店を発見。は~素敵。なんて繊細な、これぞ手仕事。
作者には会えなかったけど、竹を割くところから編み上げるまで、どれだけの
手間がかかるのでしょう。広い場内で、この人の竹細工が1番欲しかった。
丁寧な仕事は、見る人の心を豊かにしますね。ほっとする物、気持ちを高めて
くれる物だけを選んで買ったら、無駄使いがなくなりますね。

このガラスのランプシェードもかなり気に入った。お財布事情により今回は我慢。

せっかくなので、旧開智学校と松本城、松本民藝館にも足を運び、忙しいクラフトな週末でした。
開智学校は瓦屋根と水色の色合いが新鮮。おもちゃみたいにきれいだった。3階部分の鐘楼は
今は上ることはできず、しかも改装中なのか、足場が組んであって残念なショットになりました。

松本城は6階建。最上階まで行ったけど、階段がやたら急で1段が高い!和服を着たお姫様は、
昇り降り無理でしょう。1度城に入ったらもう出られないんだ。。。今の時代って自由でいいなあ♪
松本城のお堀脇の草むらに、なぜか白鳥が1羽。夏にみるとほんとに白鳥?って違和感覚えます。

毎年のことだけど

今頃の季節って、どこの花屋さんでも芍薬が大振りの花を咲かせて
甘い香りが漂ってくるから大好き。3軒の花屋さんを比べた結果、
今日は行きつけのおじさんとこに決定。決め手は香りの強さ。
種類によっては香りが殆どないものもあるので、見た目だけでは
決められない。ほかの2軒の花屋さんのは、あまり香らなかった。

花瓶は、我が故郷青森県の日本酒「じょっぱり」の空き瓶。
解説致しますと、じょっぱりは「強情っぱり」の意味の津軽弁。
辛口のお酒で、結構好きです。正月に買ったら、このめでたい
だるまのラベル。今回の芍薬は小ぶりで、サイズぴったり。

千葉県へ・・・

友人の小田さんに頼まれた表札が出来ました。で、今日は千葉県まで
はるばる電車に乗って納品にお出かけ♪ 千葉県といっても、大して
遠くなかった。お茶飲んで美味しい昼ごはんまで頂いて、小田邸を
設計施工された工務店の方とも色々お話。天井の高い開放感あふれる
素敵なリビングで、楽しいひとときでした。

帰りに、駅のホームからスカイツリーが見えて思わず下車。
天気も良かったし、せっかくだからスカイツリーの見える
方向にずんずん歩くこと約20分。建物の間から、携帯で
写してみた。高すぎて、斜めにしないと画面に収まらない。

世間のほとぼりが冷めた頃(かなり先だね)、遊びに行って
見よう。下町の風景が再開発で消えてしまう前に。
アド街で出てた古い銭湯に行きたいなあ。