鉄のお道具屋

トゥルーズ=ロートレック展

ロートレックは100年以上前にパリで活躍したポスター画家。脚の短いメガネの
おじさん。36歳の若さで亡くなってしまった。企業販促ポスターからキャバレー
広告ポスター、図鑑の挿絵まで、幅広いジャンルの作品が見られた。
大半はリトグラフという手法の版画作品で、作者が配色を変えて何パターンか
刷ってみたものを並べて展示したり、文字を入れたバージョンと文字無しバー
ジョンが並べてあったり、版画作品であるということがよく分かる展示だった。

華やかなショーガールや女優を描く一方、娼婦や踊り子の素の表情をとらえて
描いている。起きてまだ化粧する前のボンヤリしてる一瞬とか、楽屋で休憩中の
踊り子とか。。。そういうの、魅力的なのかなあ。彼は伯爵家の御曹司だったが、
脚の病気のせいもあったのか、孤独だったらしい。酒に依存してしまう。
残された母親と親友の尽力により、作品の多くが保存され故郷にはロートレック
美術館が作られた。

三菱一号美術館、初めて行った。東京駅近くの銀行だった古い洋館を再現した
建物で、暖かい色味の赤レンガの外観が目を引く。近くには皇居、帝国劇場、
国際フォーラムに東京駅・・・まさに丸の内。もう少ししたら、クリスマスイルミ
ネーションがキラキラきれいなんだろうな~。
美術鑑賞後はお決まりのティータイム♪♪ 同じ建物内のカフェへ直行。格式
高い内装は、とっても贅沢な気分にさせてくれる。天井が高いだけで、気分が
いいです。コーヒーが格別においしかった(*^_^*)

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