鉄のお道具屋

台湾風パフェ

次回の個展の会場を探しに出かけた。天気が良くて暑いくらい。あちこち歩き回って
喉が乾いちゃったよ~。佇まいにひかれて入った台湾茶房で、台湾風パフェを注文。
なんでも台湾屋台のデザートが大集合してるらしい、台湾に上陸したことのない私は
これに即決。覚悟はしてたけど、私の知ってるパフェではない。薬膳スイーツという
表現がぴったりではないかしら。トッピングのびらびらは、白きくらげ。大きめの
黒タピオカはほんのり甘くて美味しい。容器の側面に見える黒いゼリー状の物体、
コーヒーゼリーのようだけど、さにあらず。漢方薬風味で、歯ごたえが冷麺ぽい。
説明書きを見ながら消去法でいくと、正体はたぶん仙草ゼリー。メニューに内容物の
説明があるけど、どれがどれか全部は解明出来ず。ひとり黙々と食べ続け、ゆっくり
よく噛んでるからお腹も満足。いつか台湾行って、夜の市場で屋台料理食べたいな。

千葉県へ・・・

友人の小田さんに頼まれた表札が出来ました。で、今日は千葉県まで
はるばる電車に乗って納品にお出かけ♪ 千葉県といっても、大して
遠くなかった。お茶飲んで美味しい昼ごはんまで頂いて、小田邸を
設計施工された工務店の方とも色々お話。天井の高い開放感あふれる
素敵なリビングで、楽しいひとときでした。

帰りに、駅のホームからスカイツリーが見えて思わず下車。
天気も良かったし、せっかくだからスカイツリーの見える
方向にずんずん歩くこと約20分。建物の間から、携帯で
写してみた。高すぎて、斜めにしないと画面に収まらない。

世間のほとぼりが冷めた頃(かなり先だね)、遊びに行って
見よう。下町の風景が再開発で消えてしまう前に。
アド街で出てた古い銭湯に行きたいなあ。

毎年のことだけど

今頃の季節って、どこの花屋さんでも芍薬が大振りの花を咲かせて
甘い香りが漂ってくるから大好き。3軒の花屋さんを比べた結果、
今日は行きつけのおじさんとこに決定。決め手は香りの強さ。
種類によっては香りが殆どないものもあるので、見た目だけでは
決められない。ほかの2軒の花屋さんのは、あまり香らなかった。

花瓶は、我が故郷青森県の日本酒「じょっぱり」の空き瓶。
解説致しますと、じょっぱりは「強情っぱり」の意味の津軽弁。
辛口のお酒で、結構好きです。正月に買ったら、このめでたい
だるまのラベル。今回の芍薬は小ぶりで、サイズぴったり。

クラフトフェアまつもと

ものづくりの祭典、クラフトフェアまつもとに行ってきました。長野県入りは初めて。高地で
きっと肌寒いだろうと思いきや、昼ごろ到着したら、暑っ!帽子とサングラスが必要な天気。
会場は松本駅から歩いて15分位の、あがたの森公園というところ。とにかく人の多さに驚き、
お店もとっても多い。場内どこに何の作家さんが出店しているのかもわからず困った。
(場所は当日早い者勝ちらしい)

半分見終わったのか、まだ3分の1なのか見当つかず、予想外に広い公園内を足早に見て回った。

入口から割とすぐの、鉄と木を扱う作家さんの写真立て。アングルという鉄素材を
そのまま使ったシンプルなデザインに心ひかれた。3点のうち、1つがいい感じで
錆びていて風情抜群。買おうとして帰りに立ち寄ったら、錆のだけ無くなってた。

こちらは何と、火を起こして鍛冶実演していた。うら若き乙女が、オレンジ色に
なった鉄をたたいてくるんと曲げてました。大歓声がおこってました。

空きっ腹を抱えて場内を見ながら、食料を探し求めてたどり着いたのが2時ころ。
屋台が10軒位、なぜかアジア食堂ばかり。私はタイのやきそば、友人はベトナムの
フォーにありついた。屋台広場では、こんなアフリカ?のダンスが・・・

最後のほうに竹細工のお店を発見。は~素敵。なんて繊細な、これぞ手仕事。
作者には会えなかったけど、竹を割くところから編み上げるまで、どれだけの
手間がかかるのでしょう。広い場内で、この人の竹細工が1番欲しかった。
丁寧な仕事は、見る人の心を豊かにしますね。ほっとする物、気持ちを高めて
くれる物だけを選んで買ったら、無駄使いがなくなりますね。

このガラスのランプシェードもかなり気に入った。お財布事情により今回は我慢。

せっかくなので、旧開智学校と松本城、松本民藝館にも足を運び、忙しいクラフトな週末でした。
開智学校は瓦屋根と水色の色合いが新鮮。おもちゃみたいにきれいだった。3階部分の鐘楼は
今は上ることはできず、しかも改装中なのか、足場が組んであって残念なショットになりました。

松本城は6階建。最上階まで行ったけど、階段がやたら急で1段が高い!和服を着たお姫様は、
昇り降り無理でしょう。1度城に入ったらもう出られないんだ。。。今の時代って自由でいいなあ♪
松本城のお堀脇の草むらに、なぜか白鳥が1羽。夏にみるとほんとに白鳥?って違和感覚えます。