鉄のお道具屋

朝から六本木のゴッホ展へ。台風の影響で大雨にも関わらず結構な混み具合。
「こうして私はゴッホになった」というサブタイトルが興味深い。
他の芸術家達の影響、ゴッホ自身の情熱と努力、苦悩、暮らした環境などの
要因が全て複雑に絡み合って、あの独特のゴッホの作風が出来上がった。
すなわち私たちの知る、あのゴッホになった。
作品を見に行くというより、最近は作風の移り変わりを見てその人の生涯に思いを
はせるようになった。絵にしても彫刻にしても、初期と晩年では全く異質の
作風になっている芸術家がとても多い。最初から変わらない作風を貫くなんて
ありえないだろうけれど、何があってそうなったのか、想像してしまう。

夜は、台風にもめげずアコーディオンライブを聴きに横浜へ。生演奏はいつかの
私鉄駅構内での、あのど根性ガール以来。彼女は今日もどこかで弾いてるのかなあ。