鉄のお道具屋

六本木へ

新人賞 『椿』

また来てしまった

国立新美術館のアート未来展へ。出展している知人から招待券をもらったので。
行って見てびっくり。知人は何と内閣総理大臣賞だって。入ってすぐのところに
幻想的な恐竜の絵が、3点、どーんと鎮座してました。どの総理かなあ。。。
一番印象に残ったのは、新人賞を受賞した日本画『椿』。赤と金と緑、あでやかで
勢いがあって、しばらく眺めていました。描かずにはいられなかったんだね~
右の写真は時々行くメロンパン屋さん、今日もまた行ってしまった。今年1年で
随分メロンパンを食べてます

今日のヒロクン

部屋の一番高いところに上って、とっても得意げ。
よかったよかった。。。
今日は文字道の伊藤さんと打ち合わせ。
私の名刺を活版印刷で作ってもらうので、その
デザインをお願いした。月内には出来上がるかな
楽しみです *^^* *^^* *^^*

オルセー美術館展へ

とうとう来ました、今後これほどの大作が揃って国外へ出ることは無い、と言われている
オルセー美術館の絵画115点。平日に出かけたのに、かなりの混雑。最初の1時間は、
有名作品の近くでは全然前に進めず、しかし真ん前に来たら今度は立ち止まってはいけない
雰囲気で、落ち着いて見ていられなかった。。。
ルソーが好きなので、長いこと じ~っと見つめておりました。『蛇使いの女』は予想外に
大きな絵で、パワーの源は何だろうか?だってルソーは40才頃から絵を描き始め、その後
役人をやめて人生の後半を画家として過ごしたということですから、あの大きな作品を
還暦過ぎて仕上げたってことです。すごすぎる。もちろんルソーに限らず、ですけどね。
ルドンの『目を閉じて』、ボナールの『白い猫』も印象的。
絵について難しいことは分からないけど、いつも何かしらのエネルギーをもらいます。
しかし3時間以上も立ちっぱなしで見たから、さすがに足の裏がジンジンしました。
館内のソファは満席で座れなかったし。

クールでしょ

深夜、都内某所でステンレスのスツールを発見。長いこと放置されていた
ようで、(世間では俗に捨てられている、というのでしょうか)連れて
帰りました。電車でちょっと注目を浴びましたが、気にしない気にしない。
作業の合間に腰かける椅子が欲しかったんです、作ろうと思って材料も
調達済み、でもコイツが来てくれたから、もういいか

有元利夫ウィークエンド

このポスター 欲しい!

目黒の庭園美術館へ行ってきました。有元利夫さんの絵を見ていると不思議な感覚に
陥ります。どこを見つめているのか分からない、性別不明な、天使か人間かも不明な
人物がぽつんと一人描かれている、というのが多いのです。38歳の若さで亡くなっ
たそうです。110点程の絵画、版画、彫刻ほか、じっくりみてまいりました。
有元さんは、くすんだ色使いが多い。空や海の青は、緑と青の間くらいの色味です。
ボテロの絵に似てると、私は思いますがボテロは陽気な色使いで、有元さんは少し
物憂げな色使い。自宅に飾るポストカードが欲しかったけど、例外なく色味が暗く
印刷されていて、不満なので結局気に入らず。実物が1番ということなのだけど、
有元さんのは色が微妙だから難しいのかなあ、ボテロの絵はカードでも結構満足して
買ってますがそれは原画の色が明るいから落差が少ないのかもしれませんね。
庭園美術館は1室がこじんまりとしていて、監視の方と二人きりになると、ちょっと
困ってしまいます。で、1巡したあと前の部屋に戻ったりすると、ま~たあのお客だ、
と思われてそうで落ち着きませんね。今日も3時間ほど居ついてしまい、足が棒です。
珍しく今回は図録を求めました。ものを増やさないようにしていても、欲しかった!
実は昨日も、有元利夫版画展を見に京橋のギャラリーヘ行ってたので、この週末は
有元さんづくし。京橋は小さな銅版画が30点ほどでした。ネットで偶然知ったのが
先週水曜日、なんてタイムリーなんでしょう。

ルソー的 熱帯の楽園

鑑賞後は、美術館の庭園を散歩。実は庭園に足を踏み入れたのは初めて。
広い芝生、池、茶屋があり、ランダムにベンチが置かれ、恋人同士が談笑
したり老夫婦がお茶飲んでたり、いい感じでした。
亜熱帯の植物が、一昨日みたルソーの『蛇使いの女』の背景にそっくり!
写真とってみました