鉄のお道具屋

真珠の耳飾りの少女

昨晩、BSでフェルメール特集をやっていた。だいぶ前に日本にあの絵が来るって
聞いた記憶が蘇ったけど、今?今上野に来てるの?知らなかった。というわけで、
急きょ本日は、あの憧れの少女に会いに上野の東京都美術館へ。

上野公園内には美術館が複数ある。公園口すぐには国立西洋美術館。偶然
そちらでもフェルメールの絵画が展示中。大きく広告を出していて、その絵は
「真珠の首飾りの少女」。思わずそっちのチケットを買いそうになりました。でも
私が見たいのはマウリッツハイス美術館展の「真珠の耳飾りの少女」ややこしい!
以前は、「青いターバンの少女」っていうタイトルじゃなかったっけ?そちらの方が
一目でわかるし混乱が避けられると思うのですが。

平日なのに、やはり超有名な絵画の前は、2列に並び少しずつ前進、やっと絵の
真ん前に来たら「立ち止まらないで下さ~い」と館員に促され、どうもすみません。
その後は、2m程度の距離からじっくり眺めた。こちらも別の列に並ぶんだけど、
止まって5分10分見てても何も言われないし、むしろ至近距離よりもよく見える。
それでもたまに「ある程度見終わったら、後ろの方に譲って下さい。」と館員が
アナウンスする。ソファに腰掛けてゆっくり見たいけど、仕方ないか。
「真珠の首飾りの少女」は40cm×50cmほどの小さめの絵だった。

有名な絵だから、という訳ではないが、本当に魅惑的な少女の眼差しに、誰もが
立ち止まってしまう。二人だけの秘密の会話をしている錯覚に陥るもの。

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